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17日の仙台の様子

2011年04月18日

 kanako at 22:42 | Comments(1) | 仙台から「かなこ」EYE
皆様、こんばんは。

昨日、ボランティアセンターに行ってきました。
活動内容は、被災地から集められた写真の泥や汚れのふき取り作業でした。
あの日から1か月以上経った今でもまだ乾いていない写真がたくさんありました。
たくさんの笑顔、思い出が詰まっていました。
水が浸み、インクが流れ、消えてしまっているものも多数ありました。
濡れていて、少しでも触れると消えてしまうもの、水をふき取りたくても、アルバムのフィルムをはがすと消えてしまうので、何も手をつけられないアルバム。
大切な思い出に傷をつけてはいけません。
誤って消してしまうことあってはいけません。
とてもとても緊張しました。

2週間ほど置かれていて、持ち主に出会えていません。
おそらく別の地区からたどり着いたのでしょう。

作業中いろいろな方にお声掛け頂きました。
「写真見てもいいですか?」
「私もアルバムが3冊見つからないのよね。」
「もう何にもないんだ。写真でもあればな。。。」
「ここにはなかった。。。どこ行ったんだろうね。」
「社交ダンスしてた時の写真が戻ってきてほしいな。今より若くて、素敵な衣装着ていたのよ。」

1枚でも多くの写真が、持ち主の元に帰ることができますように。
社交ダンスをされていた方、また趣味を楽しめる時が早く訪れますように。

そのほかに今回知ったことをご紹介します。
仙台は商店街がとても元気です。
私の家の近所の商店街の方々が、商店街の法被を着て、避難所の炊き出しを行われていました。
子供たちのために、赤レンジャーまで登場していました。
震災直後も、各商店街が青空市を開いたり、電気はなくてもプロパンで炊き出しをしたり。
心強いです。

仙台は年に1回よさこい祭りが秋に開催されます。
子供からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる大規模なお祭りです。
そのよさこい実行委員会が各避難所を回られています。
そんな気分になられない方ももちろんいらっしゃるかと思います。
しかし、見られている方々は、とても楽しそうでした。
やはり地元に根付くお祭り、習慣は、心に響きますね。
各チームの演武もよかったですが、やはり定番の総踊り(お祭りの最後に観客も一緒に踊る共通の踊り)が一番盛り上がっていました。

どこかのボランティアの方々が、子供ブースを作られていました。
子供たちとお絵かきをしたり、シャボン玉で遊んだりしていました。

おじさんが、鉢植えを並べていました。
とてもよい香りで、女性がうれしそうに香りを楽しんだり、眺めたりされていました。
黄色、ピンク、紫。花弁は小さいですが、とても映えていました。

余談ですが、一つ驚いたこと。
まだ写真は高価なものであったであろう頃の白黒の古い古いアルバム。
表面は汚れていましたが、中に水が全く浸みていませんでした。
日本のモノづくりの原点を見た気がします。

いわき市へのボランティア、お気をつけて行かれてください。
ハワイアンズもあり、九州に比べれば、少し背の低いヤシの木が印象的な、東北のハワイと呼ばれているところです。
いわきの魅力がまた引き立つ日を心待ちにしています。
ボランティアに参加はできませんが、気持ちはいわきに送ります。


皆さんにお伝えしたいことがたくさんで、ついつい長くなってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


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この記事へのコメント
昨日、栃木県で登校中の子どもの列にいねむりクレーン車が突っ込み、6人の子どもが亡くなりました。
人災ですが、これも災害です。
子どもをなくした両親の心を思うと言葉もありません。
しかし、かなこの仙台の様子を伝え聞くに、人間は自然と立ち上がる方向へ、力を合わせ進んでいく生き物なのだなと思い、栃木の方々が充分に心の苦しみを癒した後に、仙台の方々のようになれることを祈らずにいられません。

一昨日、佐賀から調査に行っていた大志さんが帰ってきました。

仙台から石巻の間で子どもの元気プロジェクト用の拠点を考えました。かなこには手伝ってもらわんバらんことの出てきそうです。

ボラセンでのボラもお疲れさま、
がんばっている姿がうれしいよ。
Posted by 大野 at 2011年04月19日 09:32
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